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アレルギーやぜんそく


ゴキブリはユスリカとともにアレルギー症の原因であるアレルゲンになることがわかってきています。

ハウス・ダストにアレルギーを起こす人の多くは、ゴキブリにもアレルギーを起こすようです。ゴキブリが棲んでいる家では、ゴキブリの体液や死骸、糞もハウス・ダストの主な原因になるからです。
ゴキブリによるアレルギー症状は、主にくしゃみと鼻水、皮膚や眼への刺激で、時には呼吸困難を起こすこともあります。
主にゴキブリの体片や糞が、鼻にアレルギー症状を引き起こす原因になると考えられています。

さらに、ゴキブリによってアレルギー症状を起こすと、喘息を誘発することがあるので注意が必要です。
また、継続的にゴキブリにさらされた人は、喘息やアレルギーの発生率が高いことも分かっています。ゴキブリに接触することで皮膚炎が起こる場合もあるようです。

ゴキブリが喘息の原因になることもあるようです。特に、アメリカの大都市では、ダニよりもゴキブリによる喘息が深刻な問題になっています。
特に、子供の喘息では、ゴキブリの対する皮内反応で陽性になる人が、36.8%で、ダニの陽性になる人の34.9%を上回っています。そして、ホコリの中のゴキブリアレルゲンが多量で含まれていてゴキブリの皮内反応陽性の方は喘息による入院する可能性が高いのです(Rosenstreich先生の報告 N. Engl. J. Med. 336, 1356‐1363,1997)
最近は、血液検査で、ゴキブリに対するIgEを見ることができます。ゴキブリが多い環境で、血液検査で陽性で、環境整備すると喘息がよくなれば、ゴキブリによる喘息、「ゴキブリ喘息」と言えるでしょう。
ゴキブリのアレルギーの原因になる部分は、ダニと同様です。つまり、ゴキブリの中でも、虫体と糞が、アレルギーの原因になりますから、ゴキブリの駆除だけでなく、掃除も大切になるわけです。

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