モリチャバネゴキブリ
外見上の形態はチャバネゴキブリに非常によく似ている。相違点として成虫の前胸背板の黒状紋の形状、幼虫の胸部背面の模様、成虫は良く飛ぶ事などで識別しやすい。
本種は厨房内で繁殖する事はなく、屋外の落ち葉の下や樹木の皮下等に生息する完全な屋外種である。しかし、食性はチャバネゴキブリとあまり変わらないと考えられ、本種の生息地では民家の北側山斜面などに時として大きな群れを見る事がある。
モリチャバネゴキブリ
Blattella nipponica
チャバネゴキブリ科
分布:
本州(千葉-石川県以西),四国,九州,種子島
体長:
10~15mm
特徴:
光沢のある明るい黄褐色で胸部の縦方向に2本の褐色の斑紋、と屋内性種のチャバネゴキブリ(B.germanica)に非常に良く似る。頭を上にした場合、成虫では縦方向の斑紋がチャバネは”八”の字になるのに対し、本種は”( )”のようになることで区別できる。また、老齢幼虫では背中の黒班が中心線で分割されるチャバネに対して本種は分割されない(下図参照)。家屋性のチャバネと異なり、林床性で屋内にはあまり入らない。チャバネ成虫が飛翔能力を欠くのに対し、本種は自由に飛翔できる。
日本および韓国済州島の特産種で、千葉県-石川県以西から種子島にかけての沿岸部にかけて分布し、内陸には少ない。卵生でメスは孵化するまで卵鞘を体の後ろに付けたまま行動する。
基本的にある程度の湿度を好むが、水容器を設置すれば乾燥気味に飼育しても構わない。ほぼ室温でも越冬できると思われる。雑食性。
我が家で飼育しているものは、神奈川県西部の林床で捕獲した。
ゴキブリはバッタ目・シロアリ目に近い昆虫で、ゴキブリ目に属しています。種類は世界で4000種以上。その99%以上が野外に棲息しています。
モリチャバネゴキブリは黄褐色で半透明の翅を持った小さなゴキブリです。屋内性種のチャバネゴキブリと非常に良く似ていますが、成虫の胸部には1対の太い斑紋が()の様な形をしています。又幼虫は背中の黒班が中心線で分割されていませんので、簡単に区別する事ができます。平地や海岸の雑木林の落葉層・草地で普通に見る事ができます。
ゴキブリの多くは平らな体に対して翅も平行に重ね、足と触角がとても発達しており、狭い隙間に入ったり通り抜けするのに適した姿をしています。ゴキブリは不完全変態をする昆虫ですから、幼虫の形態は成虫ととても良く似ています。画像をご覧になると判りますが、幼虫時は翅が無い為に背面から胸部・腹部の節がはっきりと見えますね。幼虫は脱皮を繰り返して大きくなっていき、最後の脱皮で大きな翅が生じて成虫となるのです。森林に住んでいるゴキブリは、様々な生き物の餌となり生態系を支えています。動物や植物の死骸を食べて土に返す役割も果たしているようです。
本日も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました
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