害虫でお困りの方
まずは簡単見積もり! >>


夏の終わりから秋にかけて山での被害が増えるのが、ハチ刺されです。ハチは吸血昆虫ではありませんから、こちらから刺激したり、危害を与えたりしない限り、襲ってくることはありません。でも、巣をつつかれたりしたことのあるハチは、人が近づいただけで刺すことも……。

特に注意したいのは、スズメバチやアシナガバチです。ハチは、動くものや黒いものを襲う習性があるので、襲ってきたら逃げたりせず、姿勢を低くして頭を隠し、ともかくじっとしているのがよいようです。

アレルギー反応に注意

ハチに刺されて死亡という事件は、毎年何件か起きていますが、その多くはハチ毒そのものによるものではなく、アレルギーによるショック死です。
一度ハチに刺されると、体内で抗体が作られます。すると、次にハチに刺されて抗原が体内に入った時に、強烈なアレルギー反応を起こす人がいるのです。これはアナフィラキシーと呼ばれるもので、そばアレルギーや、運動誘発性アナフィラキシー(カニ・エビ等を食べて運動するとショック症状を起こすもの)と同じ現象です。
たかが虫くらいと安易に考えていると大変。急ぎ専門家の治療を受けましょう

スズメバチ
 働きバチの体長が21~27mm、女王バチが25~29mmで、 北海道から屋久島まで分布します。 巣は生け垣や庭木などの低木の枝に作られることが多く、育房数は1000以下です。作り始めの巣はトックリを逆さまにしたような形をしています。

アシナガバチ
 成虫の体長が21~26mmで、3亜種が日本全土に分布しています。 アシナガバチ類としては日本で最大の種類で、軒下や木の枝に巣を作り、育房数が500以上にもなることがあります。

ミツバチ
 ニホンミツバチの働きバチの体長は約12mmで、本州から九州、対馬にかけて分布します。 平地から低山帯に普通に見られます。樹洞や岩の隙間、屋根裏、床下などに巣を作り、育房数が5万を越えることがあります。
 この3種の中でも、一番危険とされているのが、スズメバチです。スズメバチは非常に毒性の強いハチです。アレルギー体質の人や、抵抗力の弱いお年寄りや子供などが刺されると、死亡することがあります。

ハチに刺されやすい時期・部分
 もっとも危険とされているのは、巣がもっとも発達した時期です。アシナガバチは7月から8月、スズメバチは7月から10月、ミツバチは通年といわれています。ミツバチはめったに刺すことはありませんが、スズメバチやアシナガバチに襲われた場合、もっとも刺されやすいのは、腕や手であり、スズメバチの場合、とくに黒いものに反応するので、ついで頭や顔などとなっています。いずれも体の露出部分が真っ先に狙われます。

ハチに刺されてしまったら・・・
 万が一、ハチに刺されたときは、刺された場所から離れ、速やかに毒を吸い出してください。四肢を刺された場合は、心臓に近いほうを縛り、数分間隔で緩めるようにしてください。患部を冷やし、抗ヒスタミン剤軟こうを塗ります。ちなみに、よく「ハチに刺されたらアンモニアを塗る」といいますが、アンモニアはハチ刺されには効果がありません。それどころか、ときにはアンモニアによる皮膚炎を起こすことがあります。また、刺されたところから、細菌感染を起こすこともあり、汚い手で刺されたところをいじらないことはもちろん、尿をかけるなどは論外です。

 前述後、痛みだけの場合は、短時間でよくなるのでそのまま放置すれば直りますが、不安感など、いやな予感がしたり、かゆみ・発疹・せき・嘔吐・腹痛・めまいなどの症状が見られるような場合、一刻も早く医師の手当てを受けましょう。また、頭を刺された場合も、速やかに医師の手当てを受けましょう。

このページの先頭へ